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【納品紹介】相続のとき、なぜ「ちゃんとした実印」が必要なのか

突然の出来事のあとに訪れる、現実的な手続きと印鑑の役割
インプレス福岡のオフィス店舗は、福岡市中央区赤坂のビル4階にあります。
いわゆる路面店ではなく、どちらかと言えば“オフィス”の佇まい。
それでも新規ご来店のお客様の多くは、Google検索や口コミ、公式サイトをご覧になってお越しくださいます。
先日も、アポイントなしで40代とお見受けする女性がお一人でご来店されました。
「実印を、できれば早めに作りたいのですが……」
詳しいお話は伺いませんでしたが、ご年齢的に相続手続きのためにご自身の実印が必要になったとお見受けしました。
ケース① ご姉妹での実印作成

印材の特徴、書体の違い、サイズの意味。
ひとつひとつ丁寧にご説明しながら、納得の一本をお選びいただきました。
さらに、「姉の分もお願いします」と、ご姉妹お二人分の実印をご注文。
お受け取りの日は、お姉様とご一緒にご来店。
お話をする中で、代表の高校の先輩とご縁があることも分かり、不思議なご縁を感じるひとときとなりました。
大切なご家族を亡くされた直後にもかかわらず、店内では穏やかに、時折笑顔も見せてくださいました。
そのお気持ちを思うと、私たちも身が引き締まる思いです。
ケース② 母娘での実印選び
別の日には、お電話で「実印を作りたい」とのご相談。
翌日、ご予約時間にお越しになったのは、アラフィフとお見受けする美しい女性とご年配の女性。
やはり母娘でいらっしゃいました。
今回必要なのは、お母様の実印。
「今後、数回しか使わないと思うので、あまり高くなくても……」
そうおっしゃりながらも、彫刻はフルネーム、書体は重みのある印相体で。
素材選びでは、本柘植・水牛・本象牙の違いをご説明しました。
娘さんは「本象牙は再彫刻もでき、次世代に引き継げます」との説明に心を動かされましたが、最終的にはお母様ご本人が価格面を考慮し、水牛を選択されました。
お支払いを終え、お帰り際に娘さんがひと言。
「御社のブログ、面白いですね。マラソンもされているんですね。」
そんな何気ない会話の中にも、少し和らいだ空気を感じました。
翌日のお受け取りは娘さんお一人でお越しになりました。
きっとお父様を亡くされ、その相続のために必要になった実印だったのだろうと推察いたしました。
「急に実印が必要になる」とき
ご結婚以外の相続などの場面では、多くの方がこうおっしゃいます。
「今日中にできますか?」
「どのくらいの時間で仕上がりますか?」
悲しみが癒えぬうちに、預金解約、不動産名義変更、相続税申告など、現実的な手続きが次々と押し寄せます。
そしてそのほとんどで求められるのが、「実印」と「印鑑証明書」です。
相続手続きで実印が必要な主な場面
① 遺産分割協議書への押印
相続人全員の実印と印鑑証明書が必要です。
一人でも実印を持っていなければ、手続きは進みません。
金融機関での預金相続
認印では不可。
実印と印鑑証明書の提出が原則です。
③ 不動産の相続登記
2024年4月から義務化。
期限内に手続きしない場合、過料の可能性もあります。
「百円ショップのハンコでいいのでは?」
というご質問もありますが、認印には法的な本人証明の効力はありません。
実印とは、市区町村に印鑑登録された、公的に証明された印鑑です。
相続をきっかけに「きちんとした実印」を
相続を機に、「自分も作っておこう」とご来店される方は少なくありません。
実印は一度作れば、何十年も使う人生のパートナーです。
素材、書体、サイズ。
その一つひとつに意味があります。
インプレス福岡では、用途に応じた書体(印相体・篆書体など)をご提案し、将来を見据えた一本をご用意いたします。
また、必要に応じて相続に強い司法書士のご紹介も可能です。
まとめ
相続の現場で、「実印がない」「登録印が見つからない」という事態は、手続きを大きく遅らせます。
だからこそ、突然その時が訪れた際には、どうか一人で悩まず専門家にご相談ください。
大切な方を見送ったあとだからこそ、私たちは静かに、丁寧に、寄り添いたいと思っています。
インプレス福岡は、人生の節目に必要となる“責任ある一本”を、心を込めてお作りいたします。
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