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印鑑 素材 比較|本柘植・黒水牛・オランダ水牛・本象牙をプロが評価!用途別素材・価格・品質を徹底比較

印鑑を選ぶうえで、印鑑のよく分からない事の一つが、「素材の違い」ではないでしょうか。
実印や銀行印、認印などを実際に作ろうとしたとき、どういう素材にしたらいいのか分からないというお客様は少なくありません。
こんにちは、インプレス福岡株式会社の石松道右です。
私はこれまでに5,000本以上の印鑑を彫刻し、印材の選定から印影のデザインまで、お客様のご要望に応じてご提案してきました。
この記事では、人気の4素材(本柘植・黒水牛・オランダ水牛・本象牙)を「用途別素材・価格・品質」といった観点で数値比較し、印鑑選びに迷っている方にとって本当に参考になる情報を提供します。
主要素材4種を徹底比較|性能チャートで見る「違い」
素材名 | 用途 | 価格帯 | 品質 | コメント |
---|---|---|---|---|
本柘植 | 認印 | 安価 | 縁が欠けやすい | 木の温もりがあり、ナチュラルな風合い |
黒水牛 | 認印/銀行印 | 乾燥に弱い | 濃く鮮明 | 芯持材なら長く使える。最も人気が高い |
オランダ水牛 | 銀行印/実印 | オシャレ | 美しく上品 | 透明感のある色味。女性人気も高い |
本象牙 | 実印 | 高価格 | 印鑑の最高峰 | 滑らかな印影。法規制あり入手困難 |
このように素材には明確な違いがあり、用途や価値観に応じて選ぶことで満足度の高い印鑑作りが可能です。
女性人気は?色味と手触りから見る印象の違い

黒水牛
黒く艶やかな見た目で和の美しさを感じさせ、男女を問わず人気です。芯持ちと呼ばれる高品質部位を使えば、耐久性にも優れています。

オランダ水牛
ナチュラルカラーで個体差も魅力。透明感や飴色の素材は、柔らかな印象で特に女性人気が高いです。

本柘植
木のぬくもりと軽やかさが特徴。手になじむ優しい質感が魅力ですが、湿気には弱いため実印や銀行印よりは認印向けです。
SDGs時代の象牙問題とその代替材とは?
かつて「印鑑の王様」とまで言われた本象牙ですが、現在は国際的なワシントン条約により輸出入が規制されており、合法的に流通するものは非常に限られています。
当社では通商産業省への届け出を適切に行ったうえで、在庫は常に確保しており、合法的にご提案しています。

本象牙
透明感のある乳白色の象牙は「森の真珠」ともよばれており、キメが細かく、使い込むほどに手に馴染んできます。朱肉のノリも他の印材に比べ群を抜いてよく、美しい印影を残します。
耐久性にも優れており、時間が経っても歪みや変形がなく、希少価値の高い象牙は一生物の印鑑にふさわしいといえます。
本象牙に代わる印材として、白オランダ水牛などが注目されており、持続可能性と美しさを兼ね備えています。

白オランダ水牛
光沢のあるやさしい飴色を持つオランダ水牛の、更に模様の色差がない希少な部分の印材です。
ふわりとした上品な輝きが女性を中心に人気です。
印材選びを間違えると、こうなる!?
印材によって、印影の鮮明さや朱肉のノリ方、そして耐久性まで大きく異なります。
実際にあったご相談例:
◎「通販で買った柘植印が乾燥で割れ、市役所で登録できなかった」
◎「水牛と表記されていたが芯がなく、数年でひび割れ」
◎「朱肉のノリが悪く、押印時にムラが出る」
後悔しない印鑑選びのためには、安さではなく“適材適所”の素材選びが必要です。
プロがすすめる選び方と素材別ベストチョイス
用途 | おすすめ素材 | 理由 |
---|---|---|
実印 | 本象牙 | 押印の鮮明さ・重み・耐久性でベスト |
銀行印 | 黒水牛/オランダ水牛 | 重厚な品格を持ち合わせる |
認印 | 本柘植 | 気軽さと価格のバランスが良い |
プレゼント用 | 本象牙/オランダ水牛 | 個体差の美しさ・特別感 |
素材は用途によって選ぶことがベスト。使う人やシーンに合った印材を選ぶことが大切です。
インプレス福岡なら最適な素材が見つかる
インプレス福岡では、印材の特性やお客様のご希望に合わせたご提案を対面またはZoomで丁寧に行います。即日仕上げにも対応しており、急ぎのご依頼も安心です。印材や書体選びに迷っている方は、お気軽にご相談ください。
福岡で口コミ評価★5.0(Googleレビュー85件超)の実績を誇る当店が、あなたの大切な印鑑選びをサポートします。
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ネット購入とプロの対面相談の違いとは?
最近ではネット通販で手軽に印鑑を購入する方も増えていますが、素材選びに関しては、用途別の素材の選択など、分からないケースが多くあります。
例えば、「水牛」と表記されていても“芯持ち材”が使われていなければ耐久性に問題があり、印影の鮮明さにも大きく影響します。
また、ネット上の画像では色味や質感の微妙な違いまでは判断できないため、届いてみたらイメージと違ったという声も少なくありません。
インプレス福岡では、対面・Zoomを通じて、お客様の使う場面や好みに応じた素材を実際に見ていただきながら選ぶことができます。リアルだからこそ伝わる印材の風合いや手触りを確認した上で、納得のいく1本を仕上げることが可能です。
選び方のQ&A|よくあるご質問にお答えします
- 「実印にはどの素材を選ぶべきでしょうか?」
-
一番のお勧めは本象牙です。
本象牙は素材そのものがカルシウムであり、耐久性の面では最も優れています。
黒水牛やオランダ水牛の “芯持ち材” も10年以上の使用に優に耐える品質です。 - 「色の個体差は選べますか?」
-
はい。
特にオランダ水牛などは色味に個体差がありますので、ご希望があれば在庫から近いものをご提案可能です。
- 「印鑑を贈り物として使いたい場合、どの素材が良いですか?」
-
オランダ水牛や本象牙は高級感・特別感があるため、成人祝い・就職祝いなどのプレゼントに人気です。
まとめ|印材選びで失敗しないために
印鑑は単なる道具ではなく、自分の名前と人生を刻む大切な証。
だからこそ、その素材にはこだわってほしいと私たちは考えています。
価格だけではなく、捺し心地・耐久性・見た目・触り心地、そしてご自身の価値観まで含めて“納得の一本”を手に入れてください。
私たちインプレス福岡は、そのお手伝いができることを誇りに思っています。
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