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【納品紹介】Zoom越しに交わされた、産業医×印鑑店のリアルな打ち合わせ模様

名古屋×福岡、Zoomで繋ぐ新会社設立への道
先日、名古屋在住の産業医の先生と福岡市のインプレスが、Zoomを介して打ち合わせを行いました。
産業医の先生は、2025年3月に「株式会社サンポチャート」を設立予定とのこと。今回は法人印をはじめとした印鑑一式の作成相談が主目的でしたが、話が進むにつれ、起業に関する不安や今後の展開についても深く議論する場面がありました。
打ち合わせのホストであるインプレスは、福岡市で25年間にわたり約2,000件もの起業家と直に接してきた「はんこ屋さん」という存在。起業を控えた人々が抱えるさまざまな疑問や不安を取り除くため、印鑑や法人セットの提案だけでなく「起業サポートの相談窓口」としても機能しているのが特徴です。
Zoom越しに垣間見る、それぞれの背景
画面に映った産業医の先生は穏やかな笑顔。名古屋で大学院研究を続けていた頃にメンタル面で苦労し、そこから道を変えて産業医として企業の健康管理やリスクマネジメントに携わるようになったそうです。
最初は病院で患者さんを診る医師になるつもりでしたが、メンタルを崩した経験から『働く人の健康を未然に守る』産業医という生き方に惹かれました。今は企業の人事担当や社長さんと直接話し合い、従業員の方が過重労働で倒れないようにサポートしたり、法的なリスクを回避したりする仕事がメインです。

一方のインプレスは、福岡市内に拠点を構える老舗。25年の間に約2,000名もの起業家をサポートしてきた実績を持ち、「印鑑ひとつを作る」といっても実際はビジネスモデルの話や将来計画の悩み相談に発展することが多いと言います。
――― うちに来られる方は、初めて法人を立ち上げる方が多いです。印鑑が必要になるタイミングはまさに“これから起業するぞ”という時期。皆さんワクワクしながらも、資金繰りや人材確保、会社運営でトラブルが起きないか…など不安は尽きないですね。そこを一緒に整理して解決策を見つけていくのが、私たちインプレスの役割でもあるんです。

新会社「株式会社サンポチャート」への想い

今回設立を目指す「株式会社サンポチャート」は、産業医の先生がこれまで培ってきた経験やオンラインコミュニティを通じ、優秀な産業医を全国の企業にマッチングするビジネスを展開する予定。安価な“薄利多売”ではなく、問題解決能力を重視する医師を適正な報酬で紹介し、企業にも産業医にもメリットがある仕組みを目指しています。
いま産業医を必要とする会社は増えているけれど、質やマッチング精度が追いついていないんです。私のオンライン塾で学んだ国家資格の産業医の方々を、実際に困っている企業へ届ける仕組みを作れれば、全国的に価値あるサービスになると考えています。
この構想を聞いたインプレスは、「まさに新しい視点の企業コンサルですね」と感心しきり。大手仲介会社にはできないフットワークの軽さとAI技術(ChatGPTなど)を活用したウェブマーケティングで差別化を図るという話題でも盛り上がりました。
法人印鑑作成の話から、起業サポートの再確認へ

打ち合わせは当初、印鑑の素材や書体の相談がメイン。黒水牛や白系のオランダ水牛、あるいは象牙など、さまざまな素材を見比べながら「新会社の雰囲気に合う特別な一本」を選ぶ作業が進みました。
これまで使っていたのは黒系の印鑑だったので、今度はちょっと違う雰囲気にしたくて。オランダ水牛の白っぽい色が『新しい出発』らしさを演出してくれそうですね。
しかし、話が深まるにつれ、単なる印鑑制作だけでは終わりません。互いに「企業の成長をどう支えるか」という議論に花が咲いたのです。創業25年で2,000人を超える起業家を見守ってきたインプレスならではの実績に、産業医の先生も大いに興味を示しました。
――― 起業って最初は皆さん手探りです。資金面や従業員の採用、手続き、集客…何から手をつければいいか混乱しがち。そこを解決するために必要であれば、私たちがノウハウを整理してお伝えします。それがインプレスで打ち合わせをする一番の目的でもあるんですよね。
この一言で、産業医の先生も「起業時やこれから先の不安を解消することが大切なんだ」と再確認。印鑑店主が提供する多角的なアドバイスが、新会社のスタートダッシュを後押しすると実感したようでした。
Zoom越しに結ばれる、名古屋と福岡の縁
約1時間のZoomミーティングを終えた時点で、印鑑の具体的なデザインや書体、そして新会社のビジネスプランまで話が膨らみました。産業医の先生が目指す「企業と人を守る仕組み」と、インプレスが25年かけて築いてきた「起業家支援」の知見。その両者が、地理的には離れているもののオンラインで見事に結びついたわけです。
最後は、インプレスが「近いうちに正式なお見積りをお送りして、細部を詰めましょう」と伝え、産業医の先生は「本当に楽しみです。ありがとうございます!」と笑顔で応じる形で締めくくられました。
今回の打ち合わせは、一見「新しい会社の印鑑を注文した」というシンプルな場面に見えます。しかし実際は、起業家たちが抱える不安や疑問を解決し、かつ企業の健康管理を支える産業医の存在意義を再認識できた、非常に学びの多い時間でした。
遠く離れた名古屋と福岡がオンラインで繋がり、印鑑制作をきっかけにこれからのビジネスをどのように作り上げていくか――そんなワクワク感が満ちあふれた打ち合わせとなったのです。
「株式会社サンポチャート」が今後どのように全国展開し、質の高い産業医マッチングを実現していくのか。そして、インプレスの起業家支援がどんなアシストをしていくのか。両者のコラボレーションに注目が集まります。
起業を考えている方は、こうした“印鑑店”という枠を超えた相談窓口を活用してみるのも、一つの大きな選択肢になるかもしれません。
職場健康管理総合サポート
株式会社サンポチャート